設備紹介
1) CT
最新の16列ヘリカルCTでこれまでに比べ、より低被曝タイプの機器を使用しています。
頭部から足先まで全身の断層写真が撮影できます。造影剤を用いた検査も行っており、脳血管障害(脳出血や脳梗塞)、肺がん、肝臓がん、膵臓がん、尿管結石などの発見に威力を発揮します。肺癌検診で要精査となった方はすぐに対応可能ですので、是非ご相談ください。結果もすぐに説明致します。2) 一般レントゲン撮影
- 胸部・腹部などの一般内科の撮影だけではなく、頭部や腰椎・四肢の撮影も行っており、かかりつけ医としての幅広い初期診断に欠かせません。
3)カラードップラー付超音波診断装置
下記のような様々な部位の診断を行います
①心エコー:心臓の大きさや動き、血液の流れなどを見るもので心臓の検査にはかかせません。心電図異常や心雑音を指摘されたら必須の検査です。
② 腹部エコー:肝臓、胆のう、膵臓、腎臓のほか、前立腺や子宮の病気の発見にも用います。
③ その他、甲状腺、頸動脈や下肢動静脈などの血管、唾液腺、乳腺、皮下組織なども診ます。4)ハイビジョン電子内視鏡
食道、胃、十二指腸の観察を行います。必要に応じ色素染色、生検(組織の一部を取り顕微鏡で観察する検査)ヘリコバクター・ピロリ菌の検査なども行います。ハイビジョン経鼻内視鏡(経口でも検査可能)の導入で更に詳しい観察が可能となりました。検査中にモニターで画像を見ることもできます。苦手な方は静脈麻酔をかけて検査することもできます。5)エルゴメーター
狭心症や不整脈の診断の他、体力測定や運動療法の器具としても利用できる据え置き型の自転車です。運動処方箋の作成にも役立ちます。6)防水型ホルター心電計
携帯型の24時間心電図で、不整脈や狭心症の診断に用います。 病院では通常解析結果が出るまでに数日要しますが、当院は外して30分以内に結果をお話しできます。機器をつけたままお風呂に入れます。7)イベントレコーダー
- 不整脈の頻度が低く24時間心電図では見つけることが難しい場合には携帯型の装置を用いて、発作が起きた時にご自身で心電図を取って頂きます。
8)スパイロメトリー(呼吸機能検査)
- 肺活量などの呼吸機能を測定する器械です。気管支喘息やCOPD(肺気腫など)の診断に威力を発揮します。 タバコを吸っている息切れ症状の有る方は是非一度お受けください。
9)FeNO(呼気中一酸化窒素濃度)
- 気道のアレルギー性の炎症の程度を反映する数値で、喘息の診断に有用です。長引く咳の鑑別にも極めて有用です。
10)体組成計
体内の水分量・筋肉量・脂肪量などの詳細な分析が可能で、心不全や腎不全の診療にも用います。11)血管脈波検査(PWV/ABI)
手足の血圧計と同じカフを巻いて血管の硬さを評価します。いわゆる血管年齢を措定する装置です。 下肢の動脈に狭窄がないかどうかも一緒に検査します。12)ABPM(24時間携帯型血圧測定器)
- 寝ている間も含めて時間が来ると自動的に血圧を測定して記録をします。 高血圧の中にも様々なタイプがあり、よりきめ細かい治療方針を立てることができます。
13)超音波骨密度測定装置
骨粗鬆症の診断にはいくつかの方法がありますが、当院では踵骨(かかとの骨)の骨密度を超音波で測定する機器を用いています。14)眼底検査
検診の際に必須の検査となっている他、糖尿病性網膜症の診断などにも用います。15)聴力検査
- 雇用時検診の際に行う他めまいや難聴の診断に用います。
16)血液検査装置
- 末梢血(赤血球数や白血球数など)、CRP(炎症反応)、血糖値・ヘモグロビンA1c(糖尿病の検査)・PT-INR(ワーファリン服用している方)は院内で測定可能